1年前、ベランダで使えるコンポスト(ミニキエーロ)を作りました。プランターに透明な屋根をつけるだけ。3つのポイントを押さえれば無理なくゴミを減らすことができます。今回は面倒な木材のカットなし!買ったらすぐ作れるプランターコンポスト(ミニキエーロ)を作り、ベランダコンポストをサイズアップしてみました。
キエーロの特徴とメリット
キエーロは神奈川県葉山市にお住まいの松本さんが発案した生ゴミ処理機。黒土に含まれるバクテリアを利用して生ゴミを分解します。
他のコンポストと比べ匂いや虫が少なく、堆肥化しなくていいところが大きなメリットです。
キエーロで効率よく分解する③つのポイント
①日なた・風通しの良い場所に設置する、②雨除けをつける、③生ゴミを混ぜたら乾いた土で蓋をする
この3つのポイントを押さえたサイズ、形を作ります
材料(カット無し/そのまま使える)
今回は寸法を測ったり、カットしたりする必要なく、買ったままの状態で作れる材料で作ってみました。ほぼカインズ(防虫ネットのみダイソー)で揃います。
本体
- プランター(カインズ 菜園プランター 710)
屋根
- 透明な波板(ポリカタフ 棟板 フロスト)
- 杉の角材(600×30×30mm)
- 波板固定用ビス
- 木ねじ(3.8×57mm)
- 丁番(ステンレス・38ミリ・2個入り)
その他
- 黒土×2袋
- 防虫ネット
- 菜園用シャベル
防虫ネットは、カインズで買うとサイズが大きすぎるので、ダイソーで買うのがおすすめ。
100cm × 140cmをプランターに合わせてカットします。
作り方
- step1角材を蝶番で止める蝶番(ちょうつがい・ちょうばん)の失敗しない取り付け方 | となりのカインズさん棚などに扉を付ける時に使われる金具「蝶番(ちょうつがい・ちょうばん)」は、DIY初心者がつまずきやすいアイテム。ビギナーにおすすめの蝶番4種類と、取り付ける際のポイントをご紹介します。
付け方は私も素人で(汗)。こちらのサイトがわかりやすかったです↑
- step2角材をプランターに固定する
プランターの支柱用の穴にビスを通せば簡単に固定できます。
- step3屋根(波板)を傘ネジで角材に固定する
こちらも角材と同じく、波板にドリルで穴を開けてからネジで固定。
- 角材に防虫ネットを固定する
後で取り替えるかもしれないので画びょうで固定。隙間をなくすため、洗濯ばさみで止めています。(画像は1号)
- step5黒土を入れて完成!
設置は日当たり+風通しの良さ重視
日当たり+風通しの良い場所に設置しましょう。日かげ+風通しの悪い場所は分解が遅くなり、虫が寄ってくる可能性が高くなります。
プランターで作る場合、縁台などで底上げすると良いです。
使わなくなったらプランターとして再活用
うまく使えなかったコンポストは、屋根を取り外してプランターとして使いましょう。
土もそのまま使える様子(野菜を育てる場合は工夫が必要みたいです)。
いらない土は庭にまくか、埋立ごみとして自治体に引き取ってもらいます。
無理なく続けるコツ「多い日はゴミ箱に」
コンポストは①生ゴミを貯める→②コンポスト内に穴を掘り、生ゴミを投入→③よく土となじませる→④乾いた土でフタをする→⑤放置の5ステップを続けます。
キエーロの使い方はこちら↓
我が家の場合、プランターで作るコンポストで、ゴミ出しが【週2→週1】に減りました。(大人2人+子1人)。ただ、毎日の生ゴミすべては処理できません。
スイカの皮、とうもろこしの芯など、かさばる生ゴミが多いときは、無理してコンポストに入れずにゴミ箱へ。
完璧を求めず、分解の具合をみながらサイズアップするのも楽しいですよ。
気になる虫、季節ごとの経過はこちらの記事を参考に↓チャレンジしてみてくださいね!
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