ミニキエーロの記録【春夏】気になる虫とニオイ対策は乾いた土がポイントだった

行政・文化
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2022年5月につくったミニキエーロ(生ゴミ処理機)。生ゴミを貯める→キエーロに埋める→キエーロを耕す習慣ができ、我が家のゴミが減りました。快晴の夏日が続くと3日でほぼ土と同化し、5日でほぼ分解されます。想像以上にストレスフリーでした。

6月から8月、天気により分解に差が

6月、雨が続くと分解スピードが落ちました。投入後3日では食材のフレッシュさが残っている印象。コバエの発生もこの時期。

7月は家庭の事情により2週間ごみの投入ができず。その間しっかり分解が進み、8月は好調に分解が進みました。

気になる虫・匂いは、乾いた土と防虫ネット

長雨でコバエ発生!殺虫剤で撃退

6月にコバエが数匹舞いました。原因は雨が続いていたこと。分解促進のためシャベルを突き刺した際に生ゴミが土表面に出てしまったことが原因です。

コバエが舞うなか作業するのはツライので、上から殺虫剤をまきました。湖西市のレポートに殺虫剤OKと記載があったので実践。すぐにコバエが消えました。

乾いた土でにおいをガード

ラーメンの残り汁、カレーの残り、水分の多い果物(メロン、梨など)は匂いが強く感じます。乾いた土をしっかりかぶせると無臭です。

防虫ネットでゴキブリ来ず

今のところゴキブリは遭遇していません。キエーロの外に、アマガエル、コバエ、カマキリ(子ども)、コガネムシは来ました。2階ベランダは観葉植物が無いので虫が好む場所がないからかもしれません。

夏、晴れた日が続けば3日で分解

35度超えの猛暑日が続くと分解が早い印象です。えだまめのさやは水分が抜けてペラペラに。消えづらかった長ネギもシワシワ。食べ残しのごはん、パンはすぐ無くなります。投入後3日に掘り返したところ、春先よりも蒸したような匂いがありました。

春夏で意識したこと

分解中の土をふるいにかけて、フタ用の土を作る

投入頻度が高いと、掘り返したときに分解中の塊が表面に出てきてしまうので、投入時に土を掘り返してふるいにかけています。サラサラの土が気持ちいい。このひと手間でコバエが出づらくなったような気がします。

水分を多めに投入

猛暑日が続いた日は1日で土が乾いてしまい、分解というよりは乾燥に近い気がしました。そこでコップ1杯分の水を追加。べちゃべちゃ→サクサクまとまるくらいまで混ぜてフタをしています。

投入前に土をほぐす

底の土が空気にふれないまま放置すると、土がヘドロ状になり悪臭をはなつそうです。そこで、生ゴミ投入前に乾いた土をよけて、底の土を掘り返して酸素をふくませるようにしています。分解中の塊をほぐす作業は砂遊びのようで気持ち良いです。

キエーロに入れたもの

分解に時間がかかりそうなものや、変わったものを入れてみました。今回は、賞味期限切れのアガー(海藻由来のゼリー)を寒天遊びで使って投入してみました。

入れたもの分解の速さ補足
えだまめのさや油分が多いもの、ごはんなど加工食品があると早い
とうもろこしの芯2週間以上かかる。後から投入したゴミと混ぜていたら見えなくなった
アガー(海藻由来のゼリー)ほとんど水分。周りの分解を促進する気がする。寒天もいけそう。
果物の皮分解が早い。掘り返すと匂いが強いので、乾いた土をしっかりかけたほうがよさそう。
焼肉の残り油タレも混じった状態で投入。分解中のにおいが、人のおならみたい。
ラーメンの残り汁油の多いとんこつ系。これも匂いが強く、周りの分解を促進してくれる。
カレーフタをしっかりすれば匂いせず。分解が早い。

ベランダで快適にゴミを削減できた!

キエーロは人の体内みたいで、投入したものによって匂いが変わります。焼肉の残りは本当にクサかった!(笑)。でも、土をかぶせてフタをすればOK。虫も匂いもない。キエーロで処理しきれないときは燃えるゴミで出す。そんなゆるさが嬉しい仕組みです。

おかげさまで、キエーロ×雑がみ分別、週2回のごみ捨てが週1回になりました!

次はもう少し大きな「ベランダでキエーロ」を導入してみたいなと構想中です。「ミニキエーロ」からぜひ、お試しあれ!

森ふくろう
森ふくろう

自由研究にもオススメ。親子で体験してみてください♪