ウェブ解析士とは?主婦×Webライターがローカルメディアを作った結果

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森ふくろうの中の人は、結婚を機にウェブの世界から離れるつもりでした。しかし、「自分の価値を最大化する生き方をしたい!」と考え直し、一度は手放した「ウェブ解析士」の資格を再取得することに。今回は、デジタルマーケティングを体系的に学べるウェブ解析士のインタビューをきっかけに、森ふくろうの運営で大切にしてきたことをまとめてみました。

ウェブ解析士とは

「ウェブマーケティング」は、SNSやホームページなど「IT技術を使って行う販促活動」のようなイメージがあるかもしれません。しかし、実際にウェブを使いこなす企業や組織は、販促・PRを超えたビジネスの全てを把握し、戦略をもってデジタル技術を活用しています。ウェブ解析士は、ウェブマーケティングに関わるすべての分野を体系的に学べる資格です。

森ふくろうの中の人は、ウェブ解析士協会のコンテンツ「ウェブ解析士インタビュー」のインタビュアーとして活動しています。2021年12月に資格を再取得し、今度は中の人がインタビューを受けました。

↓インタビュー記事はこちら

資格の再取得がフリーランスとして生きる軸に。ウェブ解析士、ふじねまゆこさん | 一般社団法人ウェブ解析士協会
「ウェブ解析士と仕事」についてお聞きするインタビュー。66人目は、ウェブ解析士のふじねまゆこさんです。新卒で都内のデザイン系制作会社へウェブディレクターとして就職後、結婚を機に静岡県に移住。現在はフリーランスのライターとして活躍されています

ライター業でこの資格を活かせるか

ウェブ解析士は国家資格のように「専門的な仕事をするために必要な資格」ではありません。持っていなくてもその分野で活躍できます。独学で仕事に必要な知識を得られるなら、この資格は必要ありません。

Webライターがウェブ解析士を学ぶと、自分に求められている成果が把握しやすくなります。イソップ物語の「3人のレンガ職人」で表現された、ただレンガを作るのではなく、レンガがどこでどのように使われるのか、先方のビジョンと戦略を俯瞰して仕事に取り組めるはずです。

参考:イソップ寓話「3人のレンガ職人」に学ぶ、モチベーション高く働く従業員を育てるヒント

しかし、知識を得るだけでは活用できません。実践で知識を体得してこそ知識が活きます。私の場合は、①場数を踏む、②新しい領域に挑戦する、③挑戦するためのきっかけを掴む。この3つを意識しています。

森ふくろう(の中の人)が実践したこと
  • 場数:自分のメディアを作って執筆・公開(SNS、ブログ、note)
  • 新しい挑戦:活動から派生する新しい領域への挑戦(広告による収益化、LINE運用)
  • 挑戦のきっかけ作り:周囲の困りごとを聞き、一緒に考える(コミュニティ参加)

自分の価値は第三者が知っている

「ローカルメディアを作れば儲かるんじゃないか?」という思惑で森ふくろうを作ったわけではありません。森ふくろうが生まれる1年以上前から構想を膨らませ、どんな価値を生み出せるか戦略を練ってきました。その中で大切なことは「第三者に声をかけ、反応をみる」です。

「森ふくろう」という名前も、コンセプトも、周りの方との壁打ちで決まったのです。ひとりでは決して作れませんでした。(構想したばかりの頃は、誰も見ないだろうと思っていました)

そして作ったあとも、ウェブ分析とユーザーインタビュー(見てくれている方々の声)で反応を見ながら記事を書いています。

森ふくろう
森ふくろう

いろいろな人の声に触れてみよう(・v・)

デジタルマーケティングを学ぶ場は身近にある

森ふくろうは普段の生活から得た学びを記録しています。自分の価値を最大化するために、日常のどんな経験も糧にします。好きなこと、できることを軸に考えると前向きに取り組めるのでおすすめです。

お金を目的にしてしまうと、「やらねば」が増えて苦しくなります。「やりたい」を実践し、その経験を周囲に還元するのが続けるコツ。「やりたい」を分解して、短時間かつスモールスタートを切れる活動を続けていたら輪が広がっていきました。

例えば森ふくろうの中の人は、子育てサークル「子育て広場 ぺんぎんの森」を立ち上げました。認知拡大のため、LINE公式アカウント運用、ホームページ運用、チラシ作成、助成金申請などの経験しました。給料や報酬はありません。でも、デジタルマーケティングは身近なところにあって、何らかの活動をしていると求められる場面があるはず。そこで積んだ経験が、思わぬところで仕事の幅を広げます。

森ふくろう
森ふくろう

活動(必ずしも自分で立ち上げなくてもいい)のなかで、デジタルマーケティングを実践してみよう(・v・)

ウェブ解析士×森ふくろうの成果

森ふくろうは「地域のひと・こと・ものをつなぐ」に重点を置いているため、メディア単体の収益は小さいです。イケイケなメディアではないけれど……成長は実感しているのです。

Google AdSenseの収益はPV数×10パーセント

Google AdSenseの管理画面より:過去3年間の月別広告配信データ

2019年12月から2022年5月までの推定収益額は18,756円。ページビュー数は180,114PV( AdSenseの計測による)。ページビューの10パーセントが目安になりそうです。もっと収益を上げやすいテーマにしたり、 AdSense以外のアフィリエイトを導入したり、PV数を上げるための認知拡大施策をすれば収益を上げられると思います。(収益が主目的ではないので、今後もマイペースに考えます)

グラフでわかるように、最初は1円2円だったのが少しずつ成長して今に至ります。2020年に97記事。2021年はペースダウンして20記事公開しました。本当はもっともっと掲載したいけれど、家庭の基盤を重視して少しずつ。

地域とつながり

森ふくろうのおかげで、人のつながりが増えました(・v・)

森ふくろうに掲載させていただいているお店の方、さまざまな団体とつながりました。「森ふくろうというブログ(メディア)を運営しています」と伝えると、興味を持って見てくださる方が多く、SNSなどで声をかけていただける場面も増えています。

2022年7月に、袋井市の創業支援事業に参加する予定です。袋井市とその周辺地域でビジネスをされている方が、お互いの得意を活かして助け合う仕組み。私は、文章執筆(ブログなど)、伝わりやすい構成作り、媒体選びの面で経験をお伝えできると考えています。

先生ではなくパートナーとしてお悩みに答えます。この地域で活躍する方々と出会えるのも楽しみです!詳細は追ってお知らせしますね(・v・)。

ネットを通じたつながり

ネット上で知り合った方のつながりも広がります。ウェブ解析士インタビューで知り合った方のほとんどはリアルでお会いしていません。ネット上でも活動すれば、距離を越えて日本中から情報が舞い込んでくるようになるのです。(ここで英語ができれば、言語の壁も越えられるでしょう)

どこにいてもつながれる。これこそ、インターネットの大きなメリットです。

森ふくろうのレイアウトで悩んだとき相談に乗ってもらったり。インタビューや執筆のコツを教えていただいたり。逆に私からご意見を伝えたり。ネット上のつながりも大切なご縁です。

森ふくろう
森ふくろう

ビジネスは、お金だけじゃなく信頼なんだと学びました(・v・)

デジタルマーケティングに関わるなら、ウェブ解析士はおすすめ!

資格取得のハードルは高くても、テキストを読むだけで勉強になります。LINEの運用やツールの使い方の前に、デジタルマーケティングの全体像を学ぶならこの資格は有用です。資格取得はスタートライン。中の人もまだまだ学び直したばかり。一緒にウェブの面白さを模索してみませんか?

デジタルマーケティングで事業を開拓する 一般社団法人ウェブ解析士協会
ウェブ解析士協会はウェブ解析を始めとするデジタルマーケティングの専門家を養成し、事業の成果につなげます。また会員同士の交流、協会内外の企業や団体と会員のビジネスマッチング機会を設けます。さらにこの分野の研究で社会に貢献します。
森ふくろう
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森ふくろうもまだまだ勉強中