子どもが4歳になると、袋井市内の子育て支援センターは利用できなくなり、子どもと室内で遊べる場がぐっと減ります(多くの子育て支援センターは、対象が未就園児)。そんななか、親子が一緒に遊べる、小学生なら1人でも遊びに行ける居場所として、ボランティア団体「あそびば もこ・あ・もこ」が2021年12月に本スタートしました。あかちゃんから大人まで、のびのび遊びながら過ごせる新しい取り組みをご紹介します。
開催日時をチェック!
開催日は公式HPよりご確認を。
遊びきれないほどのおもちゃたち
月見の里遊学館 和のワークショップ(畳の部屋)での開催日に参加してきました。畳二間に広がったおもちゃたちに、子どもたちは大興奮!
赤ちゃん~未就園児向け
入って左側は、赤ちゃん向けのおもちゃ。子育て支援センターで見かけた、木製の知育玩具がずらり。バウンサー、メリーなど、ハイハイ前の赤ちゃんも一緒に楽しめそうです。
3歳~
部屋の右側は、少し大きい子どもたちから大人まで楽しめるおもちゃ。おままごとセット、ぽぽちゃんなどの着せ替え人形、少しレベルの高い知育玩具。おもちゃ屋さんのよう!
手作りおもちゃ
なかには、ボランティアさんのお手製おもちゃがありました。完成度が高く、はじめは市販品だと思いました。毛糸で編んだうどん。フェルト製のケーキやハンバーガー。人形のお洋服やお布団もあります。
絵本
クリスマスシーズンだったので、季節に合った絵本が置いてありました。ほとんどの子はおもちゃに夢中で、絵本までたどり着けないんだそうです(笑)。
ボードゲーム
ボードゲームは主催者の私物が多いそう。自宅で、お子さんと一緒に楽しんだゲームの数々です。ボードゲームと聞くと、ピンと来ない方も多いかもしれません。シンプルで頭を使うゲームが多く、5歳くらいのお子さんならば一緒に楽しめます。
一部のボードゲームは貸し出しOK
貸し出し用のボードゲームが用意されていました。貸出期間は1ヶ月。じっくり遊べます。
「途切れない子育て支援」への挑戦
主催の篠田さんは、静岡県で子どもに関わるお仕事に15年間務め、子どもの発達・療育の知識をお持ちです。子どもの発達を促し、親子のコミュニケーションを促進する「あそび」に注目し、この団体を立ち上げたのだそう。
子どもの成長段階で分断される支援ではない、「途切れない子育て支援」は、今後ますます必要とされると感じます。
小学生は、事前登録で1人参加可能
初回のみ親子で参加いただいたあと、事前登録で子ども1人で参加できるようになります。
スタッフは心理士・保育士・助産師・看護師など専門職経験者
主催の篠田さんをはじめ、子育てに詳しい方々がスタッフとして参加されています。子どもの発達や、関わり方について気軽に相談できます。
「子どもに関わるお手伝いをしたい」と、地域の方もボランティアで参加されています。子どもたちと遊んだり、お話ししたり。少し懐かしい、ゆるいつながりが居心地よいのです。
あそびを通じた親子コミュニケーションの促進
ボードゲームやおもちゃに親子で触れると、会話がうまれます。家では動画、ゲームになりがちですが、ボードゲームなら、親子が自然と楽しみながらコミュニケーションにつながります。
基本情報
イベント名 | あそびば もこ・あ・もこ |
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参加費 | 無料 |
開催日時 | 公式HPをご確認ください |
場所 | ※日程により、開催場所が変わります。公式HPをご確認ください 月見の里遊学館 和のワークショップ http://www.tsukiminosato.com/ 袋井北コミュニティセンター 和室 https://fukuroi-comicen.jp/fukuroinorth/ |
駐車場 | あり 各施設の駐車場をご利用ください |
公式ホームページ | https://asoviva.moco-a-moco.com/ |
公式Instagram | https://www.instagram.com/asoviva.moco/ |
公式Facebookページ | https://www.facebook.com/profile.php?id=100069394455224 |
授乳室・オムツ替えエリアあります
赤ちゃん連れも参加しやすいよう、授乳室、オムツ替えエリアがあります。月見の里遊学館、袋井北コミュニティセンター自体も子育てに優しい施設ですので、参加への安心感がありました。
子どもたちの笑顔が眩しい♪ 子ども、大人関係なく、たくさんの人に訪れてほしい居場所のひとつです。