いよかん剥きの強い味方「ムッキーちゃん」で、どでかい柑橘類「晩白柚(ばんぺいゆ)」を剥いてみた

グルメ
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みかんの産地で有名な静岡県。みかん以外の柑橘類も栽培されています。散歩していると、民家の軒先に柑橘類(みかん、いよかん、ゆず、きんかんなど)を見かけます。その中でも、大きな実がなる「晩白柚(ばんぺいゆ)」は目立ちます。

先日、おすそわけで「晩白柚(ばんぺいゆ)」をいただきました。さぁどうしようか……。悩んだ末に、いよかん剥きに便利な「ムッキーちゃん」で、晩白柚に立ち向かってみました。

晩白柚(ばんぺいゆ)ってどんな果物?

大きさはバレーボールほど。黄色く分厚い皮で覆われています。
文旦に似た、さわやかな酸味が特徴の柑橘類です。
リンク先を見ていただくと分かるのですが、とにかく皮が厚い。スポンジのような白い皮は触ると気持ちよく、皮だけで砂糖漬けにして食べることもできるそう。

今回、いただいた晩白柚(ばんぺいゆ)。比較がFire Stickですみません……。

バンペイユ/晩白柚(ばんぺいゆ):旬の果物百科
旬の果物:晩白柚(ばんぺいゆ)の旬と主な産地、選び方と保存方法、栄養価と効能などを紹介します。晩白柚(ばんぺいゆ)の主な産地は熊本県で、平成21年をみると全国の96%以上を生産しています。

ムッキーちゃん。いよかん、文旦など硬い皮の柑橘類がスルリと剥ける強い味方

ムッキーちゃんとは、柑橘類の皮むきに特化した特殊なカッターです。
いよかん、文旦をいただいたとき、みかんのようにそのままテーブルには出せませんよね……。手で剥くには一苦労だし、包丁だと実も削れてしまってめんどうくさい。でも、ムッキーちゃんがあれば厚い皮も薄皮もラクラク取ることができます。

我が家のムッキーちゃん。何度か活躍して、色が変わっています。

上下に分解できます。白い部分は厚い皮むき用。オレンジの部分は薄皮用です。

いざ、参る!晩白柚(ばんぺいゆ)の皮むき

まず、ムッキーちゃんの白いほうを、晩白柚のおしりに突き刺して、大きく「☓(ばつ)」の切れ込みを入れます。

……大丈夫かな。

なんとか半分まで切り込みを入れました。

あとは、手で皮をはがします。

ぶ、分厚い……!厚すぎる!なんとか4分の1。

毛皮のような厚さ。触るとふわふわしてきもちいい。

なんとか全部、剥がしました。
毛刈り中の羊みたい。

皮を剥いた後は、薄皮を剥きます

皮が剥がれても、ミニかぼちゃのようなサイズ感。
いよかんのように、房がパカッと剥がれてくれなかったので、最初は包丁で切り目をいながら、一房ずつ分けます。

薄皮を剥く様子を撮影しそびれてしまったので、いよかんで実践しました。
オレンジ色のパーツでこのように刃を通して薄皮に切り目を入れます。

いよかんが可愛く見える

切り目に指を入れ、左右に引いて剥がします。
身の背の部分は少し剥がしづらいので、包丁で切ってしまってもいいかもしれません。

溢れんばかりの晩白柚。ちょうどいい皿がありませんでした(汗)

晩白柚の皮むき、できました!なかなか、手こずりました……!

頼れる味方、ムッキーちゃん

いよかん、文旦の皮むきが、とってもラクになります。晩白柚だと少し役不足かもしれませんね……。とはいえ、包丁よりも安全に、比較的ラクに剥くことができました!食べる機会が少ないかもしれませんが、1つあると何かと便利です。実は、牛乳パックの分解もできます。

ネット通販や、スーパーでも見かけることがあるので、ぜひ探してみてくださいね!

晩白柚も、先日、JAで販売しているところを見かけました。
実がぷりぷりしていて、グレープフルーツにも似たさわやかな味。ぜひ、見つけてみてください。

森ふくろう
森ふくろう

旬は1月から3月まで。寒い時期に楽しめる爽やかな果物です。一つ剥けば、家族で大満足(・v・)