こんにちは、森ふくろうの中の人、まゆこさんです。
前回に引き続き、不登校や登校しぶりの子どもとその保護者を支える「ツナガル居場所」発起人の山田美沙さんにお話を伺います。
今度は、居場所をつくるプロセスと、そのときお子さんやご自身にどんな変化があったのか聞いてみました。
自宅の延長線にある、心地よい居場所
お子さんとの距離が近いことにより孤独になる。誰かと話したいけれど、思うように動けない。
美沙さんの経験談は、登校渋りや不登校で悩む親御さんにとって共感できるんじゃないかと思います。
そして、学校と似たような公共施設ではない、自宅の延長線のような居場所がいいという思いもすごくわかる……。
私も挑戦したけれど、居場所づくりって維持が難しいんですよね。
子どもの成長、家庭の変化などによって開催が難しくなったり、自分自身も変化したり。
柔軟に続けてきた美沙さん、すごく尊敬します。
親子の距離が離れれば、そこに風がふく
普通に過ごしていても近い親子の距離。不登校になるとなおのこと近づいてしまいます。
自宅にずっとこもっていると、いろいろなことに目がついて辛くなってしまいますよね……。
「家から出て、誰かと話したい」思いからスタートした居場所づくりでしたが、お子さんは中学校から少しずつ登校できるようになったそう。
子どもにとって、辛くなったら行ける第三の場所に。
美沙さんも、同じ境遇の方々と過ごせる第三の場所に。
美沙さんが仰っていた、子どもとの距離がすこし離れることで、その余白に風が吹くという表現がすごく素敵だなと思いました。
人間って、集団で子育てする生き物なんだなと、あらためて感じます。
「困っている人と働く仕組み」をつくりたい
ツナガル居場所では、3拠点での居場所づくりをはじめ、不登校の親子が参加しやすい機会をつくっています。
ぜひ、美沙さんのブログをはじめ、活動をフォローしてみてください。
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☆山田美沙さんのブログ「小さなしあわせを育てながら 自分らしく生きていく♥」