今回は、地域での「ゆるいつながり」の作り方について考えてみました。子育てや起業の経験から、無理せず、できる範囲で恩送りを続ければ、少しずつつながりが増えていく気がしています。
移住と子育て。つながりは少しずつ広がる
移住して4年ほど経ったころ。子供が産まれてから幼稚園までは、子育てに悩み続けた時期でした。
子育てが少し楽になったのは、子どもが年中になるころ。療育に通い始めてからでした。幼稚園の先生、療育の先生、子育て支援のボランティアの方々など、頼れる人や話せる人が増えたのは、今の私の考え方に大きな影響を与えたと思っています。
起業とつながりの再構築
つながりが増えるほど状況が良くなるのは、起業でも感じたことです。独立当時は地元のご縁が全くない状態。オンラインで知り合いから仕事がスタートラインでした。
オンラインだけの事業にしようとは思わず、何らかの形でこの地域に関わりたい思いがから森ふくろうができて。
そして少しずつ、袋井・森町の事業者の方々とつながりを持ち、声をかけていただけるようになりました。このポッドキャストも、そんなつながりから生まれたものです。
小さな恩送りの積み重ね
地域とのつながりが少しずつ増えていったのは、「小さな恩送り」を重ねてきたからかもしれないです。
私にとっての恩送りが、森ふくろう。
移住して、検索しても欲しい情報が見つからないし、そもそも「何を知りたいのか」すらわからず、誰に聞けばいいのかもわからない…。
そんな状況にある、袋井・森に来た人が手がかりにできる情報発信をしたくて思いがあったんですね。
できる範囲での恩送りのカタチ
自分の興味関心のある分野での恩送りが、ゆるいつながりを作るかもしれません。すごいことにチャレンジする必要はなくて、できる範囲でのお手伝いこそが長続きの秘訣です。
恩送りの形を考えてみました。
- イベントに参加する:イベントを主催している方は集客が大変なことも多いもの。参加して感想を伝えるだけでも立派な恩送りになります。
- 情報を共有する:参加できなくても、「面白そうなイベント」としてSNSで共有したり、知り合いに紹介するだけでも主催者にとっては大きな助けになります。
- 運営をお手伝いする:ハードルは高いかもしれませんが、自分の状況に合った形で協力できることもあります。
自分軸を持つことの大切さ
地域でゆるいつながりを増やしたいとき、もう一つ大事にしているのは「自分軸を持つこと」。
誰かのためではなく、自分のために。辛くなったらやめてもいいし、離れてもいい。
「なんで私ばかり?」と思うのは、無理をしているサインだと思うんです。その言葉がよぎったら、まず一旦休む、寝る、任せられることは任せる、家庭で完璧を目指さない。
そういった基準を持つことで、負のスパイラルから抜け出せたと思います。
シンプルに休むこと、自分をいたわること、誰かに話を聞いてもらうこと。そうした積み重ねで、少しずつ余裕が生まれてきたように思います。
まとめ:地域でゆるいつながりを増やす方法
- 小さな恩送りを「できる範囲で」やってみる
- 「なんで私ばかり?」と思ったら、無理せず休む
みなさんも、ぜひ試してみてください。そして、やってみた感想や思うところがあれば、ぜひ聞かせてください。
配信はこちら!
