こんにちは。森ふくろうの中の人、まゆこさんです。
今回は「地方フリーランスのワークライフバランス」について、考えを深めてみました。
ワークライフバランスって、少し前から耳にするようになりましたよね。
実際のところ、暮らしと仕事を両立させるって、簡単なことではないなと感じています。
独身時代は時間を自由に使えたけれど、結婚、出産、介護、持病など、人それぞれちょうどいいバランスは違ってきそうですよね。
あらためて、「ワークライフバランス」の意味を調べながら、ちょうどいいバランスについて考えてみました。
時間の裁量があるほど、バランスを取りやすくなる
「時間を自分でコントロールできる」ことは、ワークライフバランスを取るうえで大事な視点かもしれません。
1日に3.5時間だけ働くとしても、その時間に出社するための時間が必要になりますよね。
- 9時出社だったとして……5分前には席につきたい。
- 通勤時間は15分。通勤経路の混雑状況も加味して5分余分をとっておこう。
- 子どもの登園は8時半まで。小学生なら7時〜7時半には登校したい。
- 自分の身だしなみを整える時間だって欲しい。
といった具合に、綿密なタイムスケジュールになると思います。
子どもの体調不良など、急なスケジュール変更だってあり得る。
これが、フリーランスになると(働き方次第ではありますが)、少なくとも「出社」の制約がなくなり、自分の裁量で仕事時間を決められます。
この制約がなくなるだけで、子どもの登園・登校に余裕をもって付き添えますし、体調不良やメンタル不調にも対応しやすいんです。
決まった時間に働くというのは、思っている以上に生活の自由度を縛るものなのかもしれません。とはいえ、世の中は決まった時間に働く人々のおかげで成り立っています。
私が働きやすい形はみつけたけれど、みんなが働きやすい形の答えはまだ見つけられていません……。
心のバランス感覚も、ワークライフバランスに直結するのでは
働き方を変えただけでは、すべてがうまくいくわけではなさそうです。
フリーランスになりたての頃、私は子育てと仕事の狭間でいっぱいいっぱいになっていました。
子育てのあるべき姿。あるべき母親像。自分がこれまでの人生で構築してきた「べき」が、自分を苦しめていたんだと思います。
そんなときに出会ったのが「セルフコンパッション」という考え方です。
自分にやさしい声をかけること。
「また失敗しちゃった」「ちゃんとできてない」と自分を責めるのではなく、親友にかけるような言葉がけを自分にしてみるのです。
1人ではなかなかできないので、セルフコンパッションの知識を持った人にレクチャーしていただくのがベストだと思います。コーチや、カウンセラーはご存じの方が多いかも。
私がお世話になっているコーチがまとめた「セルフコンパッション」の記事です。ぜひご一読ください♪

「今の自分で、大丈夫。」
この一言があるだけで、目の前の景色が少しやわらかくなった気がします。
自分にあった働き方、バランスを探す
ワークライフバランスを調べてみて、どの時代も「これでいい」形ってなかったのではないかと思いました。答えは自分自身の中にしかない。自分が「これがいい」と思える働き方、生活のバランスを見つけるには、越境がカギになるのかも。
フリーランスになったばかりの頃にコーチと出会ったこと。コーチングを受けようと思ったこと。鬱かもと思って受診したクリニックや、家庭相談窓口……。実は、コーチと出会うまでに紆余曲折があったんです。
今のままじゃ嫌だ!と思った気持ちを受け止めて、変わるためにいろいろな人へアプローチしてみるのは、理想のワークライフバランスを手に入れる一歩になるかもしれませんね。
森ふくろうの「スキマ時間に種をまくラジオ」では、番組に登場してくださる方を募集中です。
「こんな人がいるよ」「私も出演してみたい!」という方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。
▼番組へのご意見・ご感想、インタビューのご相談はこちら https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSRYai0Zv6A0w33T9TwgzCas3xOOC34PaCNavLMIHreX6NIg/viewform
それでは、次回の配信もお楽しみに!
